キラキラを追い求めて

元K-POPオタがジャニーズにハマりかけているお話

アイドル帝国のこれから

ジャニーさんの訃報を受けて約1週間が経ちました。にわか新規のでめきんですが、元K-POPオタの視点からジャニーさん、そしてジャニーズ事務所について書いておこうと思います。

(私は記事を出すときはある程度推敲してからにしてますが、今回の記事は書いた時の気持ちを大切にしたいのでそのままで出してみます。誤字脱字、根拠のない話など読みづらいかもしれませんがご了承ください。)

 

 

私はK-POPオタでしたが、ほぼイコールSMEオタだったと言ってもいいと思います。東方神起、少女時代、EXOなどを擁する韓国の大手アイドル事務所が、イ・スマンが設立したSMエンターテイメント、通称SMもしくはSMEです。日本のようにアイドル事務所といえばジャニーズ一強というわけではなく、韓国は大小様々なアイドル事務所がありますが、その中でもSMEは大手三本柱に数えられるくらい力を持っている会社です。

 

韓国のアイドル事務所は多かれ少なかれジャニーズ事務所を参考にしているなぁと思うことが多いのですが、もっともジャニーズのシステムを導入しているのがSMEだと思います。

具体的なソースを出せなくて申し訳ないのですが、たしか東方神起が活躍する以前にジャニーズと提携もしていたはず(あなたの所のやり方を参考にさせてもらうけど、いいよね?的な)。

 

SMEに日本人のファンがかなりついて、特にアジア圏での人気が半端なかったのはジャニーズシステムのおかげだと私は思ってます。

 

個人的な観点ですが、SMEが真似したことは大きく3点あります。

 

 

①ファミリー感

 

事務所のトップがお父さん、タレントが子供たちという構図を世間にアピールすること。タレント同士の深い関係性をメディアなどで伝えることにより、1人やひとグループだけではなく、事務所のタレント全体を応援したいと思うファンが増えます。

この『芋づる方式』に私はSMEでもジャニーズでも引っかかってまして、、東方神起の練習生時代のエピソードを追っていくと同世代のSJとの絡みが多いことが分かり、好感を持つ。東方神起を尊敬する先輩に挙げている後輩がいれば、応援したくなる。キンプリに興味を持ち、Jr.時代の動画を漁っていくと他のJr.達が面白いことがわかる。Jr.達がカバーしている曲から今まで興味がなかったジャニーズグループの楽曲に興味を持ちTSUTAYAで借りまくる。きっと私以外にもファミリー芋づる方式にまんまとやられた人はたくさんいるでしょう。(あんまりいなかったらどうしよう汗)

 

また、ジャニーズカウントダウンライブのような事務所のタレントが勢ぞろいするコンサートがSMEでも毎年開催されてます。グループシャッフルもコラボもあるし、can do! can go! みたいな皆で歌うおきまりの歌みたいなのもあり、事務所推しなら4〜5時間のコンサートでもけっこう楽しめます。

東方神起目当てで行ったのに、1番印象に残ったのは集団パフォーマンスがすごかったEXOだったりしたこともありました。コンサート後にEXOの楽曲をダウンロードしたりメンバーの名前を頑張った覚えたりしたので(当時12人いてなかなか大変だった笑)、事務所コンサートってファンにお金を落とさせるのにとても効率的な仕組みなのかもしれません。1人ずつのお客さんが複数のグループにお金を落とすようになれば延べ人数はかなりの数になりますもんね。

日本のオタクが割と掛け持ちに寛容なことも、このファミリー売りが成功した要因だと思います。

 

 

②デビュー前の子の売り出し

 

韓国にもデビュー前に歌やダンスなどアイドルに必要なスキルを学ぶ練習生という存在がいます。デビューするまではひたすら稽古場でレッスンをして、あまり表に出さないのが普通だったのですが、ここ数年SMEはこの練習生たちをコンサートに出したりメディアに出したりと、まるでジャニーズJr.のような売り出し方をするようになりました。

先輩のバックにつくことはあまりないですが、それでも先述したカウントダウンもどきに出たりすることで、実際にあとでデビューした時に先輩のオタのご祝儀CD購入など支援を受けやすい。NCTはこの方法で最初から知名度のあるメンバーが何人かいる状態でスタートを切ることが出来ました。

 

完璧を求める韓国のアイドル文化で、まだ未熟な練習生を押し出す作戦がどこまで通用するのかは分かりませんが、アサヤンのようなアイドル発掘番組がブームになったりと韓国のエンタメも変わりつつあるみたいですし、練習生のうちに売り出すことが今後当たり前になりそうだなぁとK-POPオタ卒するとき思ってました。

 

 

③タレントの雰囲気

 

ジャニーズをSMEが参考にしているから2社のシステムが似ているのは当たり前なのですが、他のアイドル事務所と比べて『良い子っぽい』『優等生っぽい』タレントが多いのも共通点だと思ってます。

 

ジャニーさんはJr.の子の性格をみている、とタッキーが引退前の会見で語ってましたが、(途中で道を踏み外す輩はいったん置いておいて)私もそれはその通りだと思っていて、素直でまっすぐな人が多いなと感じてます。

 

SMEのタレントも、ゴリゴリのhip-hop系を踊ってもヘンテコなメイクしてても

どこか優等生がちょっとムリしてる感じがあったり、品があるなぁと思うことが多いです。これも、SMEのモデルがジャニーズ事務所だからなのでしょうかね。私はBTSもビッベンも、LDHもハマらなかったし、ジャニーズやSMEの良い子がカッコつけてる感じが大好きです。ジャニーさん以外の人が人事権を持っても、この他の事務所には出せないタレントの雰囲気は壊さないで欲しいなと思います。

 

 

韓国のアイドル寿命はとても短命で、グループは5〜7年もてば長寿の域でしたし、30歳の兵役限界年齢以降にアイドルを続けようなんて珍しすぎたようです。でも、日本でSMAPを始めとするジャニーズタレントが年齢を重ねてもアイドルを続け、会社に利益をもたらしている様をみて、韓国のアイドル業界も変わってきたのだと思います。(SMAPみたいに息の長いアイドルになりたいと話す韓国アイドルも何人かみたことありますし。)

 

ジャニーさんは、日本のエンタメを変えた、たくさんのアイドルを輩出してきたと報道では伝えてますが、日本のみならず韓国の芸能界にも少なからず影響を与えた人です。推しだった東方神起が兵役後も安定して活動を続けられるのも、SMEがジャニーズのやり方を参考にしたからであり、ジャニーさんのおかげだといってもいいくらいだと思います。

 

ジャニーさんがいなくなることにより、男性アイドル業界はジャニーズ一強から戦国時代に突入するかもしれませんが、歌って踊って元気を与えてくれるアイドルグループはジャニーズが源流なんだということを私たちは忘れてはいけないんじゃないかなと思います。

ジャニーズを参考に発展してきたアイドルはたくさんいるからこそ、私は今後ジャニーズに単なるサブカル・オタ専文化になって欲しくないです。

ジャニーさんの意思をついで頑張っていくとたくさんのタレントが追悼文を出してました。その気持ちを切らさずにどこまでタレント達が頑張れるのか、、

 

私が教育業から去るとき、最後の最後まで辞めないでと強く言ってきた男の子がいました。でも、私が辞めたあと人が変わったように成長したという話を聞き、少しの寂しさと同時に感動したのを覚えています。頼りにしている大人がいなくなるとき、今までの甘えを自分への厳しさに変え頑張れる子がジャニーさん亡きあと必ず出てくるはず。特に、ジャニーさんが倒れるまで近くにいたハイ美、忍者世代のJr.達がどう変わっていくのか。ジャニーさんがいなくなって寂しいですが、これから大きく動くであろうアイドル界を不安半分期待半分で見守っていきたいなと思います。