キラキラを追い求めて

30代元K-POPオタがジャニーズに片足突っ込んでたらJO1の王子沼に頭まで浸かってしまったブログ

『いまを生きる』感想

トラジャの3人が出ている『いまを生きる』観に行ってきました!私はアイドルも好きですが、演劇、ミュージカル、バレエも大好きなので、今回は舞台好き人間からの視点で書いていこうと思います。

※ネタバレ、毒吐き込みです。


劇場について

新国立劇場でした!久しぶりに新国に行ってテンション上がりました!結婚してからは観劇にあまり行けなくなってまして(お金の都合で)、今回行けてすごく良かったです。

中劇場前の階段ゾーンの上にバレエの衣装が展示してあって、とってもキレイで写真撮りまくりました。(その横ではジャニオタさん方が『いまを生きる』のポスターを撮ってました)

華道家さんの大きなお花もあり、さすが新国って感じで、それも写真撮りました笑。これから上映予定の演劇やバレエのパンフレットもたくさん置いてあって、目をキラキラさせながら面白そうなのはしこたま取って帰りました。(パンフレットゾーンの隣でお友達待ちらしきジャニオタさんが不思議そうな目で私を見ておりました。)

新国は綺麗で非日常感があって本当に大好きです。また行きたいなー。お金貯めよう。



劇全体について※毒弱め

映画は見たことがありました。その時ほどではなかったですが、今回も泣かせていただきました。

主役のキーティング先生は日本で言えば国語の先生なので、文学的要素がたくさん散りばめられており、1つひとつのセリフを理解しようとすると劇の流れに置いていかれる感じがあったので、途中から詩の部分はある程度流して鑑賞してました。

2時間10分休憩なしとのことで中だるみしないか心配でしたが、テンポが良くてあっという間に気づいたらニールの自殺場面でした。劇自体はすごく盛り上がるわけでもなく、わりと一定のテンションのままで最後まで進んだ気がします。ま、文学作品なので。

大人役の方々の演技は落ち着いていて安定していました。その役に見えるように演じていて、観客視点が常にある演じ方です。生徒役の子達は感情移入型の子が多く、演技が未熟でも感情の揺れ動きがリアルで純粋で透明感があって良かったです。

生徒達は遠くの席まで表情が伝わるような演技がまだまだなため、双眼鏡が手放せませんでした。もっと表情観察したかったので、DVDが欲しいっす。


演者について※毒中火


キーティング先生役 佐藤隆太さん

私、ルーキーズが大好きだったので、佐藤隆太も大好きなんです。彼の先生役をもう一度観れるということも、今回チケをとった理由の一つです。この先生にならついていきたいと思わせる演技は今回もさすがでした。

でも、ものすごい既視感。川藤先生に見えた、というか途中から川藤にしか見えなくなった。私が期待しすぎてたのかなぁとちょっと反省しました。川藤とは別のタイプの先生を演じて欲しかった。

ただ、ニールが死んだ後の泣きの演技はさすがベテランでした。もらい泣きしました。


ニール役 ちゃかちゃん

セリフがとても聞き取りやすかったです。パックの衣装も良く似合ってた!自殺する直前は目がうるうるしていて、感情移入しているのが分かりました。

全体的に演技は安定しています。安定しすぎて思ってたより、つまらないかも。トラジャのYouTubeでもメンバーをまとめている姿を見ているので、クラスのリーダー的なニール役は「いつもの宮近くんだなぁ」と思ってしまいました。終始、宮近くんas宮近くんって感じ。それだけ演技が自然だったってことかもしれないですけどね。

リアル『真夏の夜の夢』を観たことある人間としましては、「ちゃかちゃん、ちゃんとパックを理解してたのかい??」とものすごく疑問でした。ニール役の中で演じるパックなので、わざとパックらしさを出してない演出なのかもしれないですが、パック好きとしましては、もうちょっとキラキラとしたいたずら妖精らしさを出して欲しかったです。(むしろそこを1番楽しみにしてたのに。。)

パックっぽさがあまり見えなかったため、オーディションで選ばれるくだりにあまり説得力がなくなってしまっていました。アイドル活動もしながらの役作りで『真夏の夜の夢』を研究することはちょっと時間的に厳しかったのかなぁと思ってます。宮近くんに対しても、佐藤隆太さんと同様に私が期待しすぎてたかもしれません。

表情の演技に関しては生徒役全員とても良かったのですが宮近くんがずば抜けて良く、双眼鏡持ってって本当に良かったと思いました。ちゃかちゃんは舞台よりも映像作品向きなのかもしれません。


キャメロン役 うみくん

私、生でトラジャを見たのが初めてだったのですが、ちゃかちゃんとしめちゃんは画面に映ってるまんまだなと思ったのに対し、生うみくんのイケメンさにビックリしました!ありゃーモテるわ。

事前インタビューでは役作りに苦労してるってお話がありましたが、難しいキャメロンをよくあそこまで自然に演じられたなと思いました。

でも1番難しい場面だったであろう、校長に告げ口をした後のクラスメートと対峙する場面は、まだまだ良くなると思います。そこだけはもしかしたら未だになんでキャメロンがあんなことをしたのか掴みきれてないのかもしれません。

キャメロンってニールのことが大好きだったと思うんですよ。自分の保身のために告げ口する設定ですが、それだけじゃなくてニールが自殺したことが受け止められなくて誰かのせいにしたくてっていう感情がもっと伝わってくるといいのになと個人的には考えております。

千秋楽まであと1週間。うみくんの成長具合を観に最後の日行きたいなぁ。チケット完売みたいですが泣


ノックス役 しめちゃん

ノックスとクリスのシーンはかわいい×かわいいの組み合わせで、ほっこりしました。クリス役の子めっちゃ可愛かった。あのくらい可愛くないと、しめちゃんに負けちゃうもんね。

恋に没頭する男の子の様子をリアルに演じていたと思います。個人的にしめちゃんが1番心配だったんですが、感情の振り幅の出し方とか体の使い方動かし方がわりと上手で、舞台向きかもしれないなと思いました。

しめちゃんをノックスに配役決めた方々、ほんとグッジョブ。


トッド役 崇人くん

私的No.1は彼です。稽古から日々の本番で素のみんなと仲良くなっているにも関わらず、役では最初の人見知りからすこーしずつ打ち解けていくのを上手に演じていました。

トッドはキーティング先生大好きキャラです。親からの愛情も疑ってるトッドにとっては、初めての信頼出来る大人がキーティング先生で、最後の場面ではそこがよく伝わってきていました。

崇人くんは感情を乗せるのも上手かったのですが、観客からみてどう演技すればどう見えるのかを考えて演技するのも上手な子なんだなと思いました。また機会があれば彼の舞台観てみたいです。


お客さんについて※毒強め

新国着いて、若くて可愛い子ばっかりでおばちゃんびっくりしました。服装もみんな可愛い。若いっていいね!

今回2階で見させていただきまして、双眼鏡で舞台をみたときに視界に入る1階のファンクラブ席っぽいお客さん達はマナー的に問題なかったと思います。なので、ファン全員がそういうわけではないと思うのですが!

私の斜め前の方が(多分しめちゃんかうみくんのファン)前のめりになってまして、一部見えないところがあったんですよね。双眼鏡に集中して前のめりになってしまってたかもしれませんが、コンサートではなく観劇ですし、ましてやジャニの内輪舞台ではなくベテラン俳優も出ている立派な外部の舞台です。映画のファンも来ていたと思います。

途中から私も前の子の頭が遮らないベストポジション見つけたので、注意はしませんでしたが、「ジャニオタって常識ないな」とその子に関しては思わざるを得ませんでした。

あと、アイドルが出てるのである程度は仕方ないんですが、観劇後の周りのジャニオタの会話を聞いているとほとんどが「神席だった〜」「かっこ良かった〜」「このあとエビ座だね」しか聞こえてこなくて、舞台を役者をなんだと思ってるのかなとちょっと残念に思いました。ガチの文学作品だし観劇中にあんなに客席の泣いてる音が聞こえてたのに、終わってみたら演技や劇の内容を話している声が少なくとも私の周りでは皆無でした。タレントの顔見に来ただけだったのか?(みんな、若くて可愛いのに中身からっぽだともったいないぞ)

もしかしたら、オタ友にマジに語るって恥ずかしいのかもしれないし、ちゃんと語っていたジャニオタさんもいるかもしれないのですが、ちょっとモヤモヤしたので書きました。お目汚しごめんなさい。

あと『いまを生きる』チケットを譲りますツイート見かけますが、ときどき「センステ左側」とか書いてあるのをみて、すごくイラっとします。コンサートじゃねぇんだよ。センターステージなんてねぇよ。

ただ、舞台観劇慣れてない子どももファンにはたくさんいることも分かってるので、せめて外部舞台に立つ時くらいは事務所側から観劇マナーや観劇用語などを周知させていただけると、舞台好きとしてはとても助かります。


いろいろ書きましたが、観に行けて本当に良かったです。初日より成長しているというツイートも見かけたので、多分千秋楽はもっと良いものになってるんだろうなぁと思います。若い男の子達特有の今しかできない儚い空気感が6人の生徒達からよく出ていて、佐藤隆太の熱血川藤先生(違う)も見れて、久しぶりの観劇、久しぶりの新国立劇場楽しめました!舞台ってやっぱりすてき。